更新日:2023/08/12(土) 22:36

台風被害

2023 台風被害01
2023 台風被害02

大雪山に遊ぶ!(2022年6月30日、7月2日)

山の日もありました。夏山のシーズンですが、コロナ禍で山行もままならない中、3年が経過しています。久々に71・72のメンバーで大雪山に行ってきたので、報告します。(71 東恩納)
場 所:大雪山(緑岳・旭岳)
メンバー:14名参加
大雪山10
コロナ禍の中、山行もままならない状況が3年続いている。そんな中、古希を迎えた昔の猛者達(14名)が立ち上がった。PX
今回の山は、北海道大雪山の緑岳と旭岳である。もちろん温泉付きである。コロナ対応の黙登、黙食、黙浴のシュールな山旅となった。
(写真:旭岳ロープウェイ姿見駅にて)

○緑岳(6月30日)
雪田が思ったより残っていて、時間を取られた。
雪の花畑、木道を行く
大雪山01
大雪原を行く
大雪山02
雪原を横切り、緑岳を目指す
大雪山03
天候のせいか、お花畑はイマイチだが、黄色シャクナゲ・チングルマ・エゾノツガザクラ・ナナカマドなどいろいろな花が咲いている。
頂上直下はガレ場の急登でハードワーク。頂上から、白雲岳へ続く稜線やガスの切れ間に王冠型をしたトムラウシ山が眺望出来た。
美しい這松の緑滴る緑岳であった!
ハイマツの緑の中、ガレ場の急登
大雪山04
チングルマの群落
大雪山05
トムラウシ山方面を望む
大雪山06
緑岳山頂(2020m)に立つ
大雪山07
緑岳頂上から白雲岳に続く稜線
大雪山08
大パノラマを下山する
大雪山09
○旭岳(7月2日)
頂上へ続く急登の稜線をひたすら登る。姿見の池を過ぎると植物はあまりないが、頂上直下には荒涼とした中にキイロシャクナゲの群落が花を咲かして自然の生命力の強さを感じさせる。
ガスで山頂からの眺望はきかない。時々ガスが切れて大爆裂火口の荒々しい岸壁が見える。
地獄谷ではあちらこちらから白い噴煙が激しく噴出している。荒々しく汗滴る旭岳であった。
赤茶けた火山岩を踏みしめ旭岳を目指す
大雪山11
ガスの中、ひたすら頂を目指す
大雪山12
アタック隊、旭岳頂上にて(2291m)
大雪山13
噴煙を上げる大迫力の地獄谷とガスった旭岳
大雪山14
大雪山の山々には、アイヌの人々が、カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)と呼ぶところがある。今回の山行は、カムイミンタラを巡る山旅であった。
「富士山に登って、山岳の高さを語れ。大雪山に登って山岳の大さ(おおいさ)を語れ!」という。
大雪山は、あくまで神々しく雄大で、本州にないスケールの大きさがあった。