ePubのメリット、デメリット
ePubのメリット
個人での出版・販売が可能
ePub形式でデータを作成することができるフリーソフトもあり、個人レベルで書籍を出版・販売することができる。
絶版がなくなる
データで保存、配信できるため、絶版になるということがない。
※データ発信元が、データを紛失したり削除したりすることで、データそのものがなくなる場合はある。
※データ発信元が、データを紛失したり削除したりすることで、データそのものがなくなる場合はある。
データの修正が簡単
出版した後に誤字脱字等の修正があったとしても、修正が簡単にできる。
持ち運び、管理が容易
・本屋に行かなくても書籍の購入ができる。
・書籍がたまってきても、かさばって本棚を圧迫することがない。
・パソコンと電子書籍リーダーを同期することで、書籍管理が簡単にできる。
・電子書籍リーダーが一つあれば、何冊もの書籍を持ち歩くことができる。
・書籍がたまってきても、かさばって本棚を圧迫することがない。
・パソコンと電子書籍リーダーを同期することで、書籍管理が簡単にできる。
・電子書籍リーダーが一つあれば、何冊もの書籍を持ち歩くことができる。
デジタルならではの機能
・文字を大きくしたり小さくしたり、利用者の好みに合わすことができる。
・目次・索引から目的のページに簡単に飛べる。
・リンクを貼ることができる。
・目次・索引から目的のページに簡単に飛べる。
・リンクを貼ることができる。
ePubのデメリット
電子書籍紙面のレイアウト表現不足。
XHTMLに基づいて作成されているため、紙面レイアウトがwebレベルに留まる。
※JPGやPDF等のイメージに置き換えることで代替表現は可能。
※JPGやPDF等のイメージに置き換えることで代替表現は可能。
電子書籍リーダーのディスプレイの差異
電子書籍リーダーによって、ディスプレイのサイズや解像度が異なる。
テキスト表示には問題ないが、イメージを表示する場合に大きすぎる、小さすぎるなどの問題が起こる可能性がある。
ディスプレイの解像度は下記参照。
※ppi(pixcel per inch)
1インチあたりの画素数を表す単位。グラフィックソフトや液晶ディスプレイの表示密度を表す単位として使われます。
テキスト表示には問題ないが、イメージを表示する場合に大きすぎる、小さすぎるなどの問題が起こる可能性がある。
ディスプレイの解像度は下記参照。
・iPhone3GS | Apple | 320×480 | 解像度163ppi |
・iPhone4 | Apple | 960×640 | 解像度326ppi |
・iPad | Apple | 1024×768 | 解像度132ppi |
・Kindle2 | Amazon | 600×800 | 解像度167ppi |
・Kindle DX | Amazon | 1200×824 | 解像度150ppi |
・GALAXY Tab | Docomo | 1024×600 | 解像度169ppi |
・GALAPAGOS 10.8型 | SHARP | 1366×800 | |
・GALAPAGOS 5.5型 | SHARP | 1024×600 | |
・Reader 6型 | SONY | 600×800 | |
・Reader 5型 | SONY | 600×800 |
1インチあたりの画素数を表す単位。グラフィックソフトや液晶ディスプレイの表示密度を表す単位として使われます。
不正コピー、流出の可能性
不正コピーやP2Pソフト等でネットワーク上への流出の可能性がある。
※データ作成時にMETAデータファイルを追加することで不正コピーの防止が可能。
※データ作成時にMETAデータファイルを追加することで不正コピーの防止が可能。
デジタルに弱い人たちには不便。
高齢者や小さい子ども、パソコンに不得意な人たちには書籍の管理が難しい。
まとめ
電子書籍の登場でデジタル書籍(=電子書籍)、アナログ書籍(=紙の本)という分類がされるようになったが、デジタルならではのメリット、デメリットがあり、良し悪しは決められません。
辞書などの重たい書籍を何冊も持ち歩く場合にはデジタル書籍は便利だが、睡眠前に横になって軽く読書をしたい場合にはアナログ書籍のほうが楽など、個人のライフスタイルに合わせて使い分けていくのがベターだと思います。
書籍と一言で言っても、お互いは全くの別物。それぞれの足りない部分を補いながら、共存共栄していくのではないか? というのが、インターネット上で見る多くの人の意見です。
辞書などの重たい書籍を何冊も持ち歩く場合にはデジタル書籍は便利だが、睡眠前に横になって軽く読書をしたい場合にはアナログ書籍のほうが楽など、個人のライフスタイルに合わせて使い分けていくのがベターだと思います。
書籍と一言で言っても、お互いは全くの別物。それぞれの足りない部分を補いながら、共存共栄していくのではないか? というのが、インターネット上で見る多くの人の意見です。
(2010.07.14)
