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ePub(イーパブ)とは

 ePub(イーパブ)とは、電子書籍標準化団体の1つであるInternational Digital Publishing Forum(IDPF)が普及促進するオープンソースの電子書籍フォーマット(電子書籍のデータ形式のひとつ)です。

電子書籍とは

 一般的に『電子書籍』とは書籍をデジタルデータ化したものを指し、電子書籍リーダーに読み込ませることで内容を読むことができます。
 そして、この電子書籍、何年も前から電子手帳電子辞書という形で私たちの身近に存在していました。

では、なぜ今、電子書籍が注目されるようになったのか。

 今までの電子書籍の多くは、データソース(作り方)が企業機密(クローズドソース)となっていて、独自で電子書籍を制作していました。
各企業が独自フォーマットで電子書籍を開発

そこで、オープンソースの電子書籍フォーマット、ePub(イーパブ)です。

ePub登場
 ePubはオープンソースなので、データファイルの作り方が企業機密になっていません。
 そのため、各企業が同じ形式で
電子書籍データを作成できる!
各企業共通の電子書籍フォーマット
 また、そのファイル構造も単純で、書籍コンテンツをXHTMLファイルで作成してzip圧縮。ファイル拡張子を『.epub』に変更するだけとなっています。
 多少のXHTMLの知識が必要なものの、それを補うSigil(英語)などのフリーの作成ソフトも存在しています。
 つまり、電子書籍の開発専門企業でなくても、個人レベルで
電子書籍データを作成できる!
 
さらに
 
 大手の電子書籍リーダーAMAZON KINDLEドコモやソフトバンクのスマートフォンのアプリケーションiPadのアプリケーションでePubファイルを読むことができるということもあり、その注目は一気に高まりました。
 そして、各メーカーが競って電子書籍リーダーの開発に取り組み、そこに携帯電話メーカーも参入し、電子書籍業界への期待はどんどん高まっています。
 このことから、2010年は電子書籍元年とも言われています。
 
(2010.07.14) 
 
 
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